WHAT MUSEUM

「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」とは

寺田倉庫は「モノだけでなく、価値をお預かりする」をコンセプトに。
美術品、建築模型、写真、映像、音楽などを軸に保管してきました。
そんな寺田倉庫が、倉庫会社らしい美術施設の在り方を模索し、辿り着いたのが、WHAT MUSEUMです。

「倉庫を解放、普段見られないアートを覗き見する」をコンセプトに、
作家の思いはもちろん、作品を収集するコレクターのこだわりを大切な作品とともに展示。アートや建築との出会いの場を創出します。

倉庫内で静かに光を放つ文化的価値を暗示した、WHATWarehouse of Art TERRADA)の名のもとに展示されるのは、平面や立体のアート作品をはじめ、建築模型、写真、映像、文学、インスタレーションの数々。

これらの多様な芸術文化を、倉庫会社ならではの美術館のかたちとして、新たな切り口で企画・展示を行っています。

2016年より保管・展示を行ってきたWHAT MUSEUMの先駆けでもある、建築倉庫ミュージアムは、「建築倉庫」と名称を改め、同施設内で継続して建築模型の保管・建築に纏わる展覧会を開催しております。

建築倉庫のコンセプト

建築模型に特化した展示・保管施設

建築模型は、設計者の思考プロセスを伝える重要な資料として、また完成度の高い彫刻作品としても評価されています。

建築倉庫は、2020年12月にオープンした「WHAT MUSEUM」にて、建築に特化した展示の開催と、併設する保管施設にて建築文化の貴重な資料である模型を保管、その一部を公開しています。

建築模型の可能性を拓く

世界的にも、建築界やアート界におけるアーカイブの重要度は増しています。すでに注目を集めている近代建築の資料はもとより、現在活躍する建築家や設計事務所の模型がもつ文化的価値もますます高まっていくでしょう。「建築倉庫」は建築模型の価値を、出展される方々や来場者とともに考えていきます。

建築の未来を育む

建築文化の素晴らしさを広く周知すべく、定期的に企画展やイベントなどを開催し、考える場を創出します。そして建築を専攻する学生のみならず、建築の未来を担う子どもたちに向けた教育普及活動にも力をそそぎます。

模型の保管

模型にふさわしい保管環境づくり

建築倉庫では、模型にふさわしい温湿度を一年を通して保っています。使用する照明は、紫外線による退色や熱による変化を最小限に保つため、展示用LEDライトを採用しています。

保管環境

建築倉庫では、約30以上の建築家や設計事務所からお預かりした600点以上の建築模型を保管・一部を公開しています。

施設は約560平米、天井高は約2.1m、室温は20度±3度、湿度は50%±5%で管理されています。

日時指定の「建築倉庫チケット」または「建築倉庫+展覧会チケット」を購入されたお客様には、普段見られない保管の現場をはじめ貴重な建築模型の数々をご覧いただけます。
詳しくは、「EXHIBITION|建築倉庫」をご確認ください。

保管されている模型の写真を公開されているご契約者の方もいらっしゃいます。「ARCHI-DEPOT ONLINE」ではそれらの模型写真を見ることができます。

ARCHI-DEPOT ONLINE

館内の建築模型はオンライン保管サービス「ARCHI-DEPOT ONLINE」によってデータベース化されています。

「ARCHI-DEPOT ONLINE」は、ご利用者様ご自身がオンライン上で保管手続きを行い、ポートフォリオとしても公開できるサービスです。
建築模型は1作品から、どなたでも預けることができます。

ご利用方法は下記よりHPをご覧ください。
→ARCHI-DEPOT ONLINE

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