ARCHI-THURSDAY vol.2 「建築倉庫」×「21.5世紀」[終了しました]
開催概要
建築倉庫ミュージアムは、毎月1回、木曜日の夜に建築に携わる、または建築に興味・関心がある方々を集めたファンイベント「ARCHI-THURSDAY」を定期開催いたします。
8月1日(木)開催予定のVol.02では「建築倉庫」×「21.5世紀」と題し、そう遠くない30年後の「近未来に何をどう遺すのか」について、建築模型を通じて建築文化の継承と発信に努めてきた建築倉庫ならではの在り方を考えます。
なお、スペシャルトークセッションとして、アーティスト藤元 明さんとコンサバター岡田 靖さんをお招きし、お二人の取り組まれているプロジェクトを含め、30年後の近未来に、今を生きる私たちは何をどう保ち、何を遺せるのかを語っていただきます。
タイトル
ARCHI-THURSDAY Vol.02 「建築倉庫」 × 「21.5世紀」
会場
寺田倉庫 建築倉庫ミュージアム(東京都品川区東品川 2-6-10)
日時
2019年8月1日(木)18:00~20:30 (途中退場可)
料金
無料(先着150名)
申込方法
以下よりARCHI-THURSDAY Vol.02「建築倉庫」×「21.5世紀」のチケットをお申し込みください。
→チケットはこちら
スケジュール
17:30 受付開始 (建築倉庫ミュージアム内)
18:00~19:00 展覧会観覧
7月20日(土)から開催の以下展覧会をキュレーター陣の解説付きでご観覧いただけます。
-展示室A 「構造展 -構造家のデザインと思考-」
-展示室B 「Wandering Wonder -ここが学ぶ場-」
-模型保管庫 特集展示 「あまねくひらかれる時代の非パブリック」
19:00~20:00 トークセッション 「21.5世紀=近い未来につなぐこと」
20:30 閉館
<トーク内容>
現代社会、自然・都市の環境を見つめ直し、表象する作品制作や展覧会を行うアーティストの藤元 明さんと、地域に眠る文化財の保存修復、調査に取り組み、地域にその価値を還元することで、地域の文化財の総合的な保護活動を行っている岡田 靖さんをお招きします。未来に”残したくない”海洋ゴミの問題と、”遺したくても遺せない”文化財の問題に取り組んでいるお二人に共通する哲学とは。21.5世紀というそれほど遠くない30年後の近未来に、今を生きる私たちは何をどう保ち、何を遺せるのか。各々が取り組まれているプロジェクトのお話を含めた対談を通じ、会場の皆様もご一緒に考えていただけるようなセッションを展開予定です。
【ゲストプロフィール】
藤元明 アーティスト
1975年東京生まれ。東京藝術大学美術学部大学院デザイン専攻修了。FABRICA(イタリア)に在籍後、東京藝術大学先端芸術表現科非常勤助手を経てアーティストとして活動。都市における時間的/空間的余白を活用するプロジェクト「ソノ アイダ」を主催。人間では制御出来ない社会現象をモチーフとして、様々な表現手法で作品展示やアートプロジェクトを展開。主なプロジェクトに「NEW RECYCLE®」、広島-New Yorkで核兵器をテーマに展開する「Zero Project」「2021」など。2019年夏に京橋戸田建設で開催される「TOKYO2021」総合ディレクター。
www.akirafujimoto.com
Photo:Nobutada OMOTE
岡田靖 コンサバター※
1975年愛知県生まれ。1998年東京藝術大学美術学部彫刻科卒業、東京藝術大学大学院文化財保存学保存修復彫刻専攻修士課程修了、同大学院博士後期課程を修了し、博士号(文化財)取得。2004年より同研究室の非常勤講師を務める。2007年より文化財保護・研究助成財団の在外研修員として、イタリアにてフィレンツェ国立修復研究所(O.P.D.)などで保存修復の研究を行い、2009年からは東北芸術工科大学文化財保存修復研究センターの専任講師・研究員として地域の文化財保護活動に従事する。2015年に名古屋市にて木製文化財保存修復研究所を設立、2016年より一般社団法人木文研の代表理事を務める。2016年よりJICA事業(JICE/東京藝術大学運営)の「大エジプト博物館合同保存修復プロジェクト」にて、ツタンカーメン王のチャリオットや儀式用ベッドの木製品保存修復を統括し、東京藝術大学美術学部国際文化財修復プロジェクト室テクニカルチーフアドバイザーを務める。
※コンサバター:保存修復家
http://kibunken.org