建築家・藤本壮介氏と構造家・腰原幹雄氏による 特別講演会「木造建築の未来」
「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで -」 関連イベント
「感覚する構造 - 法隆寺から宇宙まで -」 関連イベント
現在開催中の展覧会「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで -」の関連イベントとして、建築家・藤本壮介氏と構造家・腰原幹雄氏による特別講演会「木造建築の未来」を開催いたします。
本展覧会の展示テーマの一つである、A「伝統建築と木造の未来」の展示では、近年サステナブルな建材として注目が高まる木材を用いた建築に焦点をあて、古代から現代までの日本の木造建築を歴史的に俯瞰し、未来の木造建築の可能性を考察しています。本テーマに関連して、藤本壮介氏と腰原幹雄氏をお招きし、木造の未来についてご対談いただきます。
藤本氏は2025年日本国際博覧会の会場デザインプロデューサーであり、国際的に活躍する建築家です。腰原氏は、伝統木造から近現代の木造建築に至るまで、その可能性を構造の視点から研究し、エンジニアとして構造設計も手掛ける木造建築のスペシャリストです。講演会では、主に展覧会で模型を展示中の「大阪・関西万博 大屋根リング」 について、構造や木造建築としての位置付けを、木造建築の歴史的な背景を踏まえてお話しいただきます。展覧会とあわせてお楽しみください。
<開催概要>
日時 : 2024年8月5日(月)10:00〜12:00
※受付時間 9:15~9:45
(9時45分までにWHAT MUSEUM 1階にて受付をお済ませください。)
登壇者 : 藤本壮介、腰原幹雄 ※敬称略
定員 : 200名(事前申込制・先着順)
会場 : WHAT MUSEUM
(〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫G号)
※月曜日は通常休館日ですが、8月5日(月)は、本講演会ご参加者に限り、講演終了後、企画展「感覚する構造-法隆寺から宇宙まで-」を鑑賞いただけます。
<参加方法>
こちらから 『特別講演会「木造建築の未来」付き展覧会チケット』 をお申込みください。
参加費:一般 2,500円、大学生/専門学生 1,800円、高校生以下 1,000円
※「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで -」の展覧会鑑賞チケット付き
※講演会終了後に、「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで -」をご覧いただけます。
【藤本壮介(ふじもと そうすけ)氏 略歴】
1971年北海道生まれ。
東京大学工学部建築学科卒業後、2000年藤本壮介建築設計事務所を設立。
2014年フランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞(ラルブル・ブラン)に続き、2015、2017、2018年にもヨーロッパ各国の国際設計競技にて最優秀賞を受賞。
国内では、2025年日本国際博覧会の会場デザインプロデューサーに就任。
2021年には飛騨市のCo-Innovation University(仮称)キャンパスの設計者に選定される。
主な作品に、ブダペストのHouse of Music (2021年)、マルホンまきあーとテラス 石巻市複合文化施設(2021年)、白井屋ホテル(2020年)、L’Arbre Blanc (2019年)、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリー・パビリオン2013 (2013年)、House NA(2011年)、武蔵野美術大学美術館・図書館 (2010年)、House N (2008年) 等がある。
【腰原幹雄(こしはら みきお)氏 略歴】
構造家/東京大学生産技術研究所 教授
1968年 千葉県生まれ
1992年 東京大学工学部建築学科卒業、
2001年東京大学大学院博士課程修了、博士(工学)
構造設計集団<SDG>、東京大学大学院助手、生産技術研究所准教授を経て、
2012年 東京大学生産技術研究所 教授
NPO team Timberize 理事
主催:WHAT MUSEUM
企画:WHAT MUSEUM 建築倉庫