EXHIBITION

感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで –

2024.4.26-2024.8.25

会期
2024年4月26日(金)―8月25日(日)

会場
WHAT MUSEUM
(〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10 寺⽥倉庫G号)

開館時間
火曜—日曜 11:00 — 18:00(最終入館 17:00)
※月曜休館(祝日の場合、翌火曜休館)

入館料
一般:1,500円
大学生/専門学校生:800円
高校生以下:無料

– 招待チケット・招待状をお持ちの方、障がい者手帳をお持ちの方と介助者の方(1名様まで)は無料でご入場いただけます。
– 招待チケット・招待状をお持ちの方は、ご入館の際にご掲示ください。
– 障がい者手帳をお持ちの方とその付添者1名は、ご入館の際、障がい者手帳等をご掲示ください。
– 学生の方は、ご入館の際、学生証をご掲示ください。

*チケットはオンラインにて事前購入可能
*本展会期中に何度でも入場できるパスポートを販売
展覧会パスポート 2,500円
*当ミュージアムの「建築倉庫」では、建築家や設計事務所からお預かりした600点以上の建築模型を保管しており、その一部をご鑑賞いただけます。
料金:建築倉庫 入館料 700円、セットチケット(本展入場料+建築倉庫入館料)2,000円ほか

展覧会概要

本展は、建築の骨組みを創造してきた「構造デザイン」に焦点を当てた展覧会です。
日本には世界に誇る建築家が数多く存在しますが、建築家の仕事を支える構造家の存在はあまり知られていません。重力や風力といった力の流れや素材と真摯に向き合い、その時代や社会とともに創造してきたのが建築の構造デザインです。専門性の高い構造デザインの世界ですが、建築の「骨組み」の模型を見たり、模型に触れたりしてその仕組みを分かりやすく紹介いたします。
このたびの後期展では、近年サステナブルな建材として注目が高まる木材を用いた建築にフォーカスします。日本の伝統的な木造建築から最先端のものまでを取り上げ、木造の特質を歴史的に俯瞰し、未来の木造建築の可能性を考察します。また、構造デザインを応用したファッションや宇宙開発など、他領域との横断的な取り組みを通じて、構造デザインの広がりを提示します。前期展から大幅に作品を入れ替え、100 点以上の構造模型を鑑賞できます。開催期間中には、展覧会に関連した書籍の出版や、トークイベント、パフォーマンスイベント、ワークショップなども予定しています。詳細は順次お知らせいたします。

 
本展の見どころ

⚫︎全国各地から100 点以上の貴重な名建築の構造模型を集めた、当館最大規模の建築展
⚫︎1,400 年以上にわたる木造建築の歴史を模型で俯瞰、サステナブルな木造建築の可能性に迫る​​
⚫︎法隆寺五重塔の1/10 巨大模型(約3. 6 m)や松本城天守木組模型、実際にさわれる模型など、構造のスケール感と仕組みをフィジカルで感覚
⚫︎JAXA(宇宙航空研究開発機構)と佐藤淳氏らが開発した、月に人間が滞在するための「月面構造物」の
最新実寸大模型を初公開

⚫︎若手構造家をはじめ、日本を代表する50人以上の構造家を総まとめ
⚫︎HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE など、ファッションと構造デザインのコラボレーション
⚫︎アンガールズ・田中卓志氏(大学で建築の構造を研究)による音声ガイド

 
展覧会の構成:4つのテーマ

後期展は WHAT MUSEUM1階・2階全体で、次の4 つのテーマで展示を構成します。
1.伝統建築と木造の未来
2.次世代を担う構造家たち
3.構造デザインの展開
4.宇宙空間へ

1.伝統建築と木造の未来
伝統的な日本の木造建築から、最新の現代木造建築までを俯瞰し、木造の特質と可能性を提示します。
法隆寺五重塔や松本城などの歴史的な木造建築物にはじまり、近代の木構造、そして葉祥栄と松井源吾、内藤廣と渡辺邦夫、隈研吾と中田捷夫、三分一博志と稲山正弘、藤本壮介と腰原幹雄といった、建築家と構造家の協働による現代の木造建築までの構造模型を展示します。
森林資源である木材からなる木造建築を、寸法や接合部、構造システムの視点で歴史的に俯瞰し、未来の可能性を考察します。

2.次世代を担う構造家たち
建築家とコラボレーションし、構造デザインを創造する構造家の存在は、世界をリードする日本現代建築の独自性の源泉です。
30名以上の構造家のインタビュー映像を通して構造家の思想と哲学に迫るとともに、注目すべき若手構造家の作品から今後の構造デザインの展開を示します。

3.構造デザインの展開
構造デザインで得た幾何学の知見を生かしたファッションや地図図法など異なる領域との横断的な取り組みを展示します。空間全体から構造デザインを体感できます。

4.宇宙空間へ
地球上での構造デザインを、宇宙空間へ展開する取り組みを紹介します。現在、JAXA(宇宙航空研究開発機構) と佐藤淳らが開発する、人が月に滞在するための月面構造物の原寸大模型を展示します。

 
音声ガイド情報
WHAT MUSEUMでは、公式アプリをダウンロードいただくと、音声ガイドを無料でご利用いただけます。
本展では、アンガールズ・田中卓志氏が音声ガイドナビゲーターを務め、展覧会の見どころや展示している構造模型を分かりやすくお伝えします。

<日本語版ナビゲーション>
アンガールズ 田中卓志

©ワタナベエンターテインメント

出展協力

RFA、伊東豊雄建築設計事務所、AuthaGraph株式会社、オーノJAPAN、大林組、大西麻貴+百田有希/o+h 、小川次郎/アトリエ・シムサ+kaa、HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE、株式会社ゴールドウイン、株式会社竹田木材工業所、株式会社日建設計、関西学院大学 建築学部 荒木美香研究室、木内隆行、木組み博物館、北九州市立大学 福田展淳研究室、木原明彦、九州大学大学院芸術工学研究院 岩元真明研究室、九州大学大学院芸術工学研究院 斉藤一哉研究室、九州大学葉祥栄アーカイブ、kufu、KAP、慶應義塾大学 環境情報学部 鳴川肇研究室、Graph Studio、佐々木勝敏建築設計事務所、佐藤淳構造設計事務所、SALHAUS、Schenk Hattori、滋賀県立大学 陶器浩一研究室、芝浦工業大学 建築学部 小柏典華研究室、下田悠太、称名寺、白川村教育委員会、田村長治郎、DN-Archi+北九州市立大学 藤田慎之輔研究室、寺戸巽海構造計画工房、東京スカイツリー(R)、東京大学生産技術研究所 腰原幹雄研究室、東京大学大学院 新領域創成科学研究科 佐藤淳研究室、東京大学大学院 農学生命科学研究科 稲山正弘、東畑建築事務所、内藤廣建築設計事務所、中田捷夫研究室、新潟職業能力開発短期大学校、ニューサウスウェールズ大学 構築環境学部、原田真宏+原田麻魚/MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO、平岩構造計画、本多哲弘、松本市立博物館、満田衛資構造計画研究所、明星大学 建築学部 松尾智恵研究室、柳室純構造設計、山田憲明構造設計事務所、八幡浜市教育委員会、ほか

*『感覚する構造』出展者インタビューをYouTubeにて公開中!

 


主催:WHAT MUSEUM
企画:WHAT MUSEUM 建築倉庫
展示協力:東京大学 腰原幹雄
会場デザイン:吉野弘建築設計事務所
グラフィック:榊原健祐(Iroha Design)